ケアラー支援に関する条例

                                                 (令和2年11月25日更新)

【埼玉県ケアラー支援条例】

〇 埼玉県は、全国初のケアラー支援に関する条例として、

埼玉県埼玉県ケアラー支援条例令和3年3月31日公布

令和2年3月31日施行

 を、議員提案により、制定した。

〇 「ケアラー」とは、「高齢、身体上又は精神上の障害又は疾病等により援助を必要とする親族、友人その他の身近な人に対して、無償で介護、看護、日常生活上のその他の援助を提供する者」(2条1項)と定義づけられている。

〇 条例の目的は、「ケアラーの支援に関する施策の基本となる事項を定めることにより、ケアラーの支援に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって全てのケアラーが健康で文化的な生活を営むことができる社会を実現すること」(1条)としている 。

〇 基本理念として、@ケアラーの支援は、全てのケアラーが個人として尊重され、健康で文化的な生活を営むことができるように行われなければならない、Aケアラーの支援は、県、県民、市町村、事業者、関係機関、民間支援団体等の多様な主体が相互に連携を図りながら 、ケアラーが孤立することのないよう社会全体で支えるように行われなければならない、Bヤングケアラー(ケアラーのうち、18歳未満の者)の支援は、適切な教育の機会を確保し、かつ、心身の健やかな成長及び発達並びに その自立が図られるように行われなければならない、ことを掲げる(3条)とともに、県の責務(4条)、県民の役割(5条)、事業者の役割(6条)、 関係機関の役割(7条)、教育関係機関の役割(8条)を明らかにしたうえで、県は、推進計画を策定し(9条)、 広報・啓発、人材育成及び民間支援団体等による支援の推進に関する施策を講じ(10条〜12条)、体制の整備及び財政上の措置に努める(13条及び14条)こととしている。

〇 日本ケアラー連盟は、「ケアラー支援法・支援条例」の制定をめざして政策提言やキャンペーン活動を行ってきており、地方議会等に対してケアラー支援条例制定の働きかけ等を行っている。

〇 なお、本条例については、自治体法務研究2020年秋号CLOSEUP先進・ユニーク条例「埼玉県ケアラー支援条例」を参照のこと。




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